お化け屋敷のエルダ/トロピカル~ジュプリキュア第十九話感想
エルダは小型飛行ユニットが破損し屋敷に落下してしまう。
トロピカル部はあすかが仕切り活動を募集しオカルト関係のことを探る。そこでまなつのお化けが苦手と判明する。
件の廃屋は取り壊し予定で怪しい人形まで行くのが目的だ。まなつは単身そこまで辿りつき人形に話しかけられる。正体は裏に隠れて声を出すエルダだった。エルダは正体を隠して脅しまなつからお供えと称し食べ物を要求する。
まさかまなつに勉強以外の苦手があるとは、お化けなどオカルト系はむしろ好みそうなイメージだが。かなり意外だ、それでもオカルトを調べて新聞部に持っていけばローラの噂が消えると聞いてやる気になるのは健気でいい。
エルダは身動きが取れず迎えが来るまで待機しているが完全にまなつの出す食料に毒されている。 まなつはエルダの友達を待ってるという言葉を信じ屋敷を守っていて健気でいい。悪役に騙されてると知らずで泣けてくる。エルダもそれに応えるかのように迎えにきたチョンギーレとヌメリーの注意を引きつけることでサマーを助けていた。さらに人形を持ち帰ることでまなつを心配させまいとしていた。
今回は正体を隠した悪役と主人公の奇妙な友情な回だった。エルダは悪側だが性根からの悪ではなく優しさに応える、騙して悪いと感じる罪悪感はあるようだ。立場が違えば友人になれたのだろうか。