トロピカル~ジュプリキュア第三十四話感想
エルダは仕事をサボろうとするあまりバトラーに屋敷を出るよう言われ自分から出ていた。子供っぽいどころかサボタージュを飛ばして自分から仕事場を出るとは、恐ろしい。しかも夜のスーパーで盗む食いまでしている。悪の子供と言わんばかりのあからさまな悪事。
家出したせいでエルダはチョンギーレがヤラネーダの元を届けられヌメリーに保存したやる気パワーを受け取り仕事したことになりかなり過保護にされていい。敵なのに家族愛がある
メインは将来の話で撮影でそれを言うにも関わらずまなつは思い浮かべられなかった。中学生にとっては大人になってからの話は漠然としていて今の方が大事らしい。結果出たのは大人の時やりたいことをやるだった。今とまったく変わらない、ブレないのがいい。
まなつの父親も現れ両親が子供のころの将来の夢が語られ獣医、バレリーナ、ネイリスト、消防車、パトカー、料理人、カメラマンなど何にでもなりたがる、やりたいことが多くぎりぎりまで定まらないあたりさすがまなつの親である。
プリキュアで将来の話は昔からありがちだがトロプリではようやく登場、それぞれの帰路でそれを考えていることをイメージさせるシーンもありバラバラになることを際立たせる。従来のプリキュアは序盤からある程度将来のことを考える話が多く優等生ぽいので今回ぐらいのペースがちょうどいい。
ラストに出たやり取りはローラを引き合いに出しつつどんなに変わっても友人なのは変わらないとのこと。真面目な話はしつつもこういう友情の部分は筋を通していい。