トロピカル~ジュプリキュア第四十四話感想
バトラーは回収したやる気パワーを愚者の棺に注入していく。
サマーはヤラネーダと戦うも不利になりエルダが地下に落とす。ローラは彼女を追いかけその間に女王から聞いた前大戦の話をする。
破壊の魔女は理由などなくあくまで世界を滅ぼすものとして存在しで当時の人間に一度追い詰められていた。そこへ当時のプリキュアになる前アウネーテという少女が治療しその後再び街を襲った魔女軍とアウネーテが変身したキュアオアシスと引き分けになっている。魔女は決着を明日にしようと言い出し現在に至るというのが顛末。
サマーは魔女が本当に後回しにしたのはオアシスと友人になることと宣言しオアシスを自身に憑依させる。オアシスは魔女と話すと彼女と消えて行った。
だがバトラーは自身をヤラネーダにし愚者の棺発動の残りエネルギーをチョンギーレやサマー達から得ようとしたところで今回の話が終わっている。
過去には悪意のある存在として描かれるラスボスだが災厄やシステムとして破壊を行うということ、人間に倒されているのは初だ。
さらに先代プリキュアに名前と変身シーンもありその意味でも初だ。
ラスボスが後回しにしていたのは自分を助けた少女を守るため傷つけないためというこれもまた初にして熱い展開、だがサマーに本当に後回しにしたことに勇気を出すことが入っていて若干残念。ただのヘタレ女じゃないか。だが仕方ない、あくまで彼女は滅ぼすだけのシステム、心など芽生えたばかりなのだ。
そして前回の動きからやはりというべきか副官のバトラーこそが真のラスボスらしい。ラスボスが改心し副官の暴走、プリキュア5か?