いれいざーの放浪オタクログ

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サザエさん時空でニューゲームなプリキュア「yes!プリキュア5gogo!」

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 今回振り替えったのはプリキュア5二期、yes!プリキュア5gogo!、平成5番目にして2008年作品である。

 

 二つある二期作品のプリキュアの一つだがマックスハートと違い一期から時間が経ったような描写があると見せかけて学年が上がっていない、いわゆるサザエさん時空でありポケモンやコナンと同じ方式である。これには中学3年のメンバーを高校生に上げたくないという理由が考えられる。つまりは当時までは高校生のプリキュアなどありえないという制作陣の意図が伺える。ウィキペディアの情報だと制作陣が卒業させないの他にメンバーを変えたくなかったともあるが辻褄が合わないので高校生にさせたくなかったが有力説。

 

 そして一期から成長した主人公達が見れるのでゲームでありがちなレベルやアイテムを引き継いでストーリーを最初からプレイするものだ。サザエさん時空というかポケモンに近い

 

 成長したことの描写は主人公ののぞみが大きい、あくまで全員で動いていた彼女だがリーダーシップを発揮し作戦を指揮している、スーパー戦隊における典型的なリーダーレッドだがかなり少ない例。

 

 サザエさん時空で見れるメリットとしては一話から全員揃っているという点、普通なら一人ずつ個性の掘り下げをやりつつ新しいプリキュアに覚醒させるものだが二期ゆえの例外である。こちらもスーパー戦隊では多い手法だがプリキュアではない。当然変身するのも全員同じタイミングである。多人数のヒーローとしては全員一緒で初変身した方が見栄えはいいはずだがなぜかない。

 

 そしてヒロインの枠は一期のココナッツではない、彼らは一期の功績で王になっていた。王子とのボーイミーツガールやる女児アニメは王道だが王は中々ない。

 

 ヒロインはシロップという空飛ぶペンギンである。プリキュアにしては出生が最後まで謎という奇妙なキャラクター。しいて推測するならキュアローズガーデンの生命、あるいはその管理者であるフローラの息子といったところ。そのうえ記憶喪失なので平成仮面ライダーでたまに主人公が持つ属性というかなりややこしいものとなっている。

 

 ヒロイン枠なのでだいたいの縦軸のメインの話は彼が迷ったり裏切りそうになったり記憶を無理矢理復活させられそうになったりするもの。大抵のプリキュア異世界の秘密を巡るが少年を取り合うという例外。一期も一期でココナッツが襲われるので似たようなもの。

 

 一期が万能の願望器ことドリームコレットを完成させるのが任務なのに対し異世界の国王四人を復活させキュアローズガーデンに向かうものになっている。ただでさえメインキャラが9人いるのにサブキャラが4人いるとなると本当に濃い。数の暴力とはよく言う、そして恐ろしいのは予算の都合かここまでの人数のプリキュアは存在していない。

 

 一期と同様仲間たちの絆を示したり証を残すよさは引き続きある。距離感を作っており馴れ合いすぎないよさもある。基本のプリキュアは常に仲間と行動するが距離感を持つのは時に必要と思う。その割りにいざという時に助けに行っており5人なではの連帯感を見せている

 

 敵はエターナル、つまりは永遠なのだが博物館という体裁である。様々な時代、世界の宝や生命の時間を止めて自分たちだけで楽しむという名の永遠である。副官は館長の秘書だが一期のような部下を使い捨てるようなことはなくあくまで厳しいキリキリ眼鏡と言ったところ。ただ上司を無視して暴走する副官というのは一期と変わりなくそこで二番煎じが出て情けない。

 

 一点気になるが館長に肩書以外の名前がないこと。ラスボスなのに扱いが雑だ。一期のデスパライアと違い傲慢なまま倒されるという外道ぶりは差別化されている。車椅子に乗っているためデスパライアより老化が激しくそのために収集癖で様々なものを時間を止めていると推測はできるが言及はない。あくまで外道のまま通されている

 

 幹部の一人は物語の世界にプリキュアたちを孤立させての取り込みを行うため変わった組み合わせの面々が見れる。6人いるのに戦闘時も全員一緒とは限らないというのが面白く亜空間にいるため合流のための作戦を取るのも見どころ。物語の中という戦いはスマイルプリキュア本編であるがもっとやってもよさそうだがあまり使われていない。

 

 二期は一期ではない発展した世界を見せてくれるがどうにもニチアサというかホビー催促の都合上今作でプリキュア5で終わっている。リンクジョーカー編やレギオンメイト編はなかった。キャラクターやら変身アイテム、世界を増やせばどうにかなりそうだが