乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったX第二話感想
カタリナは演劇で意地の悪い主人公の姉を演じることになる。カタリナは芝居などしたことなく打診を受けた際は内心遠慮したがっていたが周囲全員に勧められてしまう。さらに演劇が苦手、それも台詞を覚えるのが苦手なようだ。それをカバーするためにカンペを用意する周到さ、ドラマの大根役者だろうか。
しかしそのカンペが落下するというトラブル、しかも回収に失敗する始末。代わりに出たのはアドリブ、それも転生前にゲームで見た台詞だ。何度もやったらしくこちらはすらすら言えていた。
ソフィアは急遽脚本の修正を思いつき兄にカタリナの恋人役をやらせてしまう。脇役を主役にするような始末、プロデューサー、監督はいないので問題ないがヒロインだったソフィアはどう思ってるのだろう。しかもカタリナを巡りジオルド、キース、ソフィアの兄がチャンバラを始める。脚本もなにもない。カタリナがアドリブを入れなければ収集がつかなかった。
今回の話はカタリナが舞踏会に案内される途中で誘拐されて終わっている。今回のメインは舞踏会だがかなり次回に含みを持たせた終わり方だ。もはや予定調和のゲームの話ではない、予測不可能な敵が襲ってくるのだ。一期のラストエピソードは生徒会長が犯人だったが本当にヒントや伏線はないのか気になる、前回どこかにいたかもしれない。
カタリナは大根役者も通り越すかと思いつきや他の演者が好き勝手してるのでどうにもおあいこになってしまう。