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魔法少女烈太&流河第千七十一話 乱入者ドライガン・イフリート②
ゴクリ。派手な半濁音と共にドラゴンとドライガンは蛇に飲まれてしまう。
『えーーーーーーー!』
あまりにあっさりやられるものだからワンオブセブンは声を上げてしまう。
「キシャアー!?」
だが目を見開いた。なにしろ蛇が悲鳴と共に身体が熱を放出しつつ肥大化したのだ。さらに温度に耐えきれず崩壊する。
「なんですとーーー!?」
妖ノ陰陽は技を破られ驚く。
「中々楽しめたよ。だがその顔じゃあネタ切れみたいだね」
ドライガンは妖ノ陰陽に笑う。
「ぐ、ぎ、貴様ぁぁぁぁ!」
妖ノ陰陽は怒りと共に歯を食いしばり再び魔力を貯める。
「遅いよ」
ドライガンは妖ノ陰陽が技を発するより早くドラゴンに火を吹かせた。
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁ!」
爆炎と共に妖ノ陰陽は吹っ飛んでしまう。
「お、覚えてなさい!」
次の技は次に発動する。それは煙を起こし周囲の視界を遮った。
「逃げたか、つまらないね」
煙幕の消えた後、彼の不在を確かめるとドライガンが吐き捨てた。
「やれやれ、面白いやつがいるじゃないか」
その様子を魔法で投影して見ていたダイガロウが不敵に笑う。