マサノリの「真面目」という台詞が驚きというかそうだっけと思ってしまう。トウヤのおどける感じが飄々に対して飄々というのがうまい。
しかしマサノリ、どこが本心でどこが冗談かわからないな。現実というのを坊主、あるいは坊主になる以前に知ったのか気になる。ひどいことを味わったからこそ他人に味わせたいのか。カオスというが建前ぽい。道化を演じているがあくまで演じてるだけで世捨て人なのかもしれない。たまに真面目になったりトウヤのぶれなさに苛立つのはそのせいなのか。トウヤを巻き込んだのもかなり責任感じてそう。なのにトウヤからは救世主扱い、一番それを言われた時が怒ってる、というか感情爆発してる。歪すぎる一方通行がどうにも面白い。わかり合えない感じがいい。ふざけてるのに性根はまともてほんと謎、余程の重いできごとありそう。
トウヤはひたすらぶれないというか初期でぶれたゆえにもうぶれないという熱さ。マサノリのせいにしないあたりちゃんと大人してる。シンギについての指摘はあながち間違ってなさそう。半分は合ってそう。トウヤと彼を重ねたのがそれ。というよりマサノリからトウヤへの感情が重い。トウヤ以外の相手にも悪事働いたがゆえに一番巻き込んだトウヤに構って欲しそう。ひたすらマサノリがトウヤに翻弄されてる感ある。
ファイトはマサノリが墓地リソースゆえの莫大パワーで攻撃するのに対してトウヤはドライブチェック連打、連打連打、かなり珍しいタイプ。でも結局マサノリもドライブ二回増やしてたな。バスティオンがアシュラカイザーみたくG3引かなくても連続攻撃得てひどい、
ダンジは大胆な宣戦布告が面白い、そこで戦いに持ち込むかという感じ。この回はその前哨戦ともいえる。マサノリは基本表にでないのでここで倒すしかないと。トウヤとマサノリ、というよりマサノリはトウヤだからこそ感情爆発させたのがいい。普段見せないゲームメイカーでない部分を存分に見せてくれた