新幹線変形ロボシンカリオンZ第三十二話 感想
冒頭の空を走る汽車は劇場版のキトラルザスの兵器と同様のヴァルドルだが前半は動いていない。
ヴァルドルの汽車は北海道にあるためタイジュとシンが合流する。タイジュはメーテルに恋愛感情があり見ていて面白い。
ヴァルドルはヴァルトムにより変形し戦うことになる。運転手がいないとはいえ劇場版の敵と戦うことになるとは。凍結攻撃にE5とE7がやられ窮地にE6が現れるといういかにもな活躍があった。
Zコードも登場しザガンの伝言をセツラが伝える形でZ合体ホクトが完成している。H5と合体しより派手なエフェクトで相手を凍結している。
ヴァルドルからはソウギョクによりSOSメッセージが発せられていると判明しメーテルはそれを救うために戦っていた。劇場版の敗北の後宇宙をずっとさまよった最後に来たのが地球ということだ。兵器なのにまるで心があるような演出なのがキトラルザスらしい。本来の持ち主がいないにも関わらずヴァルトムに戦わされたそれはある意味哀れだろう。
元の汽車に戻ったヴァルドルがどう保存されるか謎だ。未知のテクノロジーゆえに色々解析されそうだ。
今回はソウギョクとメーテルがいい味を出していた。対面こそしなかったがいいコンビかもしれない。そういう意味では前回メーテルに負けたソウギョクは無駄ではなかったのだろう。