今回振り替えるは2017年平成14番目作品だ。前作の魔法はファンタジーの王道だが今回はスイーツと食のロマンがテーマだ。
街中でパティスリーを開きスイーツを提供している。主人公は元から腕がいいわけではないため苦心しながら成長する様が見られる。スイーツを作りながら仲間と交流する話でもある。ちなみにパティスリーはバッグにしまえる移動式なので人通りの多い場所に建て変えられたり土地の建物の税金がいらない。ライフラインがどこからきてるか語られてないがキラキラルという謎エネルギーがあるのでそれで多分作ってる。
性質としてはプリキュア5に近い、いや根幹にあるのは思想や想いと言える。なによりメンバーが6人、仲間同士の繋がりの尊重、年上二人が親友のような関係がそれを体現している。
敵はノワール、スイーツのエネルギー、キラキラルを奪い味を消す軍団、彼らとの人間ドラマもあるためかなり濃い。二人も改心してるのでより異質、実はこれが次回作の前振りだったりする。
変身時はスイーツだけでなく動物もモチーフとなっている。戦闘中でもエネルギーでスイーツを形成したりとわかりやすくテーマを主張している
人間ドラマが中心なので全体でいうと解説しようがない。
キャラクターでいうと感性の主人公、いちか、知識があるが臆病なひまり、お嬢様だがバンドガールのあおい。バンドガール?ギリギリバンドリに乗っかってなくもない時代、バンドがテーマのコンテンツが流行りだしている。次回作もバンドガールもいるので前振りでもある。
あとは気まぐれでモチーフ通りの子猫なゆかり、お人好しで男前でゆかりと親友なあきら、天才パティシエのシエル、夢折れたジュリオ、愛を歪められたビブリーとまあ敵も入れるとそんな感じ
キャラクターたちは割とブレずに最後まで行きつつ成長するので楽しく見れる