今回解説するは平成13番目プリキュア、勇気の証にして最後の希望、魔法つかいプリキュアである。魔法戦隊マジレンジャー、仮面ライダーウィザードに続きようやくプリキュアにも魔法つかいがでた。
プリンセスの次は魔法つかい、女児アニメの王道の次はファンタジーの王道ときた。異世界もある、序盤は魔法界で魔法を学習するも基本は人間界で活動する。が、時折魔法界の仲間たちが人間界たちに出現する。現実と魔法が交わる時物語が始まるという感じだ。さらに魔法界ではーちゃんという赤ん坊を拾い育てることで新たなプリキュア、キュアフェリーチェになっている。赤ん坊からなるプリキュアはエース以来。
変身システムはくまのぬいぐるみモフルンに加え宝石、さらに宝石を差し替えることでフォームチェンジ、バランスの取れたダイヤ、パワータイプのルビー、飛行&スピードのサファイア、トリッキーのトパーズとさながらウィザードのようなスタイルチェンジを行う。スタイルという呼称もウィザードを意識してそう。強化フォームはアレキサンドライトという光により色が変わる風変わりな元ネタ。フォームチェンジは主人公のミラクル、マジカルのみだが劇場版だとモフルンまで5フォームちゃんとある、丁寧な設定
敵は悪の魔法使いドクロクシーと混沌の化身デウスマスト、前半と後半で首領も敵組織がまったく違うというプリキュア初の例。
実はストーリーというストーリーはない、最初からではないが大体現実と異界が交わる方針で最後まで行く。むしろいらないくらい女の子がわちゃわちゃしてていい、世界観系の話だ。
魔法界と現実の仲間だけでなくプリキュアたちは同じ家に住んでるので疑似家族に近い、フェリーチェはミラクルとマジカルの実質的娘でもあるもの