いれいざーの放浪オタクログ

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革命編序章なフレッシュプリキュア

革命編序章なフレッシュプリキュア

 

 

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 今回解説するプリキュア作品は平成6番目、2009年作品であり革命編序章な作品である。なんとエンディングのダンスがCGとなる、年々技術が上がっているそれはこの作品から始まっている

 

  縦軸の話のポイントは

  • フルーツ
  • ダンス
  • 大人
  • その他脇役
  • プリキュアの扱い
  • 敵組織
  • 子育て

 

 である

 

  • フルーツというと仮面ライダーなら鎧武があるが鎧武のように黄金の果実は登場しない。神話では知恵を授けると言われるものだが黄金の果実というものこそないものの似たような万能の兵器は存在する。インフィニティといい全ての平行世界を支配、管理可能になるとんでもないものだ。それは黄金の果実と形用してもいい

 

2ダンスは主人公達がチームを組みレッスンシーンが中盤まであることだ。大会にもでるしプリキュアや他のプライベート活動で支障がでることもあるが必ずある。それほど重要要素として強調されていた。

 

その最たるものが大会直前でのハードレッスンとプリキュアの両立での過労での入院である。プリキュアとプライベートの両立問題、案外他のシリーズではなかった気がする。というのも他は分かりやすく留学で海外に行くか、ドラマのオーディションを続けるかとプリキュアにするかと縦軸ではなくあくまで単発回での出来事であるからだ。しかし序盤からずっとやるダンスが原因な上二話かけて過労で入院の話をやるので印象は大きい。

 

そして肝心のダンス大会は敵の行動で施設ごと破壊されるしダンスの師匠のライブ会場で敵のスパイが正体を現す、ダンス師匠のおかげで合体技が生まれるとまあかなり縦軸の話に巻き込まれているしダンスどころじゃないのが混じっている。本当に重要要素だがかなり終盤になると影を潜めるのが残念

 

3-1プリキュアシリーズでは子供が主役なせいで大人が出ることがほとんどない。主人公の親すら基本画面に映らない。子供なら基本親と同居するものだが下手したら本編では一切両親が映らないメインキャラクターがいることもザラだ。

 

しかしフレッシュでは割とメインキャラクターの両親が出ることが多いのでしっかりしている。両親がおらず主人公の家に居候するプリキュアがいることで母親の存在が大きい。彼女関係なくだいたい出るのは母親のが一般家庭と同様出番が多いが

 

3-2,親たちにプリキュアの正体を明かす。偶然状況に駆られてではなく意図的にプリキュアたちがやっている。敵の本拠地に乗り込む前のことだ。危険を伴うからこそのことである。基本は妖精に言われるままそんなことしないが例外の作品である。よく考えたら子供が命がけで世界救ってるのに知らない方が恐ろしい気がする

 

 

 3-3で、フレッシュには親ではないが中盤までほぼ毎回出る上に主人公たちにちょうどいい助言する上にモンスターに致命傷を与えるスパイ上がりのドーナツ屋がでたりする。基本ドーナツ屋なのだが助言をする大人というのがあまりにレアでおいしすぎる。親でないだけに間食所ゆえの毎回登場、仮面ライダーならおやっさんというポジションなのだがレアどころか他にいない。おかしいな、もっといてもいいが

 

 3-4もう一人の大人は主人公たちのダンスの師匠だ。基本ダンスの師匠でしかないがドーナツ屋同様毎回でる大人は大人なので重要だったりする。師匠はプリキュアの事情も知る貴重な存在でもある。プリキュアは大人が映らないどころか重要な話に関わることもほとんどあるが今回は例外でしっかりしている。他のシリーズでは下手したらプリキュアと敵の内輪だけで話が進んでいそうに見えてしまうのだ。フレッシュでの師匠はダンスどころかプリキュアの特訓まで行っている。プリキュアへの貢献度はかなり大きい

 

 

  • 今作は前作で年上の男とばかり恋愛をしていた主人公と違い普通に学生同士でやっている。異世界の王子でもある前作はファンタジー感が強いが学生同士なのでリアル感が強い。しかも男側視点で恋愛が進むことも男が戦えないなりに他人を守ったりと話の添え物ではなく一人の人間として存在しておりしっかり描かれている。

 

 

  • プリキュアはヒーローとして扱われ入院中の子供を励ましたりしている。そもそもプリキュアシリーズでは日常系、夢や目標を強く持つ群像劇という話の流れが多くヒーローとしてはあまりなくその希少さが作品のクオリティを上げている。あまり重要でない単発回でもメインキャラクターのシフォンに関わることが多い。そのヒーローとしてのプリキュアのパイオニアがフレッシュである。

 

  • 敵組織のラビリンスは寿命を管理され出産数が多いと死ぬ高齢者を増やされるというディストピアである。もっと恐ろしいのがラスボスであるメビウスが巨大Aiということだ。アンドロイドの敵はHugっとがいたがAIラスボスは唯一である。Aiに支配あれた世界、いわば正体を機械と知らないターミネーターと思えばいい。

 

  • プリキュアには子育てが関わるものがドキドキ、魔法つかい、Hugっとと他に三つあるがそのパイオニアもフレッシュである。今作では人間ではなくシフォンという妖精っぽい赤ん坊である。インフィニティでもあるキャラクターなので終盤ではインフィニティとして覚醒を止めるシーンがあるのでややこしい存在

 

 

以上、全て羅列しても6作目でありながらどれも例外でありパイオニアという恐ろしい作品であった