機界戦隊ゼンカイジャー第最終カイ感想
平行世界が見つかってない世界に改変されており介人だけが以前を覚えているものだ。前回のトジルギア装置はそのためのものらしい。
介人自身も徐々に記憶が欠けていき平行世界も一話でスカイツリーでバンジージャンプしたことも忘れてしまっている。
だが違和感に気づき戦隊ギアだったものがあったことで記憶が戻り神と対話しはじめる。脳内会話ではなく同じ身体で二人で話しており傍目からシュールだった。キカイトピアと人間界が混ざったのは同じギアの技術があるゆえとされているが詳細は神でも不明らしい。残った世界は人間界のみで他は全てトジルギアになってしまったらしい。世界を閉じる理由はそもそも増えすぎて飽きたから、一度トジテンドに集約しその中で人間界を分離することで可能にしていた。
神との戦いは介人一人だが精神世界ゆえに姿を七人文切り替えて戦っており一人ではないと演出されていい。決着はなぜかじゃんけん、じゃんけんで決まる神の対決などわけが分からない、それこそ神は賽を投げない神だ。
世界の記憶が戻った後は平行世界同士の交流も始まりブルーンとマジーヌがキカイトピアの学校で活躍していた。学校がない以上それを導く者が必要でありそれをちゃんと描くのはいい。ステイシーはキカイトピアが平和になったことでそこで新たな秩序を築くことになっていた。平和な世界がそこにある以上わざわざカラフルに居座る必要もなくあくまで常連という形だ。
神は二つの特異点であるギア世界を使い集約され一つに残されてしまう。そしてその神に反逆する物語は人類の可能性を示していていい。人類は神の思うほど弱くはなかった。世界管理を介人に任された神は大変そうだが。世界の広さを示した戦隊と言っていい。というか最近神に反逆する番組増えたな、シンフォギアもスタートゥインクルプリキュアも反逆していたぞ