うらみちおにいさん第一話感想
これは以前Twitterで有名だった漫画のアニメ化したものだ。社会派風刺コメディだ。某教育番組のようなタイトルに出る出演者たちの物語だ。
主人公、裏道は出演者の子供になぜ妻や子供がいないのかと問われたり着ぐるみのキャラを呼ぶ際に3度目のコールで喉が枯れるという処遇だ。子供というのは時に残酷だ、それに付き合う主人公は大変だ。そして30過ぎの年だがもう喉が枯れるとは、元は体操選手らしいだが喉は弱いらしい。
詩乃は名前通り歌の担当だが生き遅れ、歌手仲間に先に結婚されているということだ。演者が水樹奈々、大御所だけに溜息の悲壮感が実感を得すぎている。というか演者は近年まで結婚していなかったので余計悲壮感が強い。
池照は演者が宮野真守だが下ネタ、しかも小学生の好むようなもので笑うという他のキャラからは浮いている、ある意味癒しだ。
兎原は裏道にいびられる役で兎の着ぐるみを被るが裏道の陰口を言っている。いびられるだけならいいが陰口を言ってはおあいこだ。可愛いとは言えない。しかも酔うと笑いで受けたいといいシラフだとそれを忘れるというカオスぶりだ。
ダークというよりはブラック、エスプリ、こういうものをアニメ化するのは英断だろう。ラブコメでもファンタジーでもないがこういのもありだろう。