今回は初代プリキュアについて解説する。
プリキュアの中でも伝説を初めて作った戦士だ。主人公、美墨なぎさ、雪城ほのかが運命で出会いメップルやミップルと共に光の異世界、光の園、闇の世界、ドックゾーンとの攻防に巻き込まれ日常を守るべく翻弄する物語である。
なぎさとほのかは幼馴染でもなければ親友でもない。ただのクラスメイトでただの戦友だ。というのは8話まで、8話は親友ではない二人が喧嘩をしその後は親友になるのだ。後のシリーズでも伝統のように扱われる伝統の回だ。
メップルやミップルは異世界人の妖精であり変身アイテムでもある。二人は最初から仲良しでメップルはなぎさを困らせる。対外わがままだ。
バトルアニメではあるがいうほどバトルに重きはない。彼女らが守るは世界ではない、あくまで日常、自分の周りだ。あくまで降りかかる火の粉を振り払うのみ。ただし全力でやる。その作風は現代まで継がれる。
なぎさはボーイッシュゆえに女子に人気がある。強い主人公は視聴者の女子をも取り込んだだろう。しかし藤村という学校の先輩に片思いする乙女なギャップがある。ただし藤村本人は物語にあまり関わらない。
ほのかは科学部でかなりの知識を持つ。光の園のアイテムの解析を試みるなどしていて科学者な面を持つ。自分たちの学校に潜入したキリヤと交流が強い。
キリヤはシリーズ初の光落ちと言ってもいいがすぐに他の幹部に始末されたので活躍はあまりない。これまで倒すしかなかった二人の敵では和解できたイレギュラーでもある。
シリーズの原点ではあるが現代のような華やかさはない、試験的な意味合いが強い。とりあえずなぎさの乙女の男臭さを見ればいい。ほのかの主役回もあるが基本はなぎさ中心に物語は動く