いれいざーの放浪オタクログ

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「劇場版鬼滅の刃無限列車編」感想    

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    fateと同じ制作会社だけあってパンフレット分厚い

 

 

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コミュファ光auひかり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


流行ってるのでネットでテレビ版を見たらハマってしまってとうとう映画まで見てしまった。今回はいきなり本題に飛ぶ。なんで列車に乗るという説明はあるが冒頭ではない。あらすじもない。ライダーも映画だといきなり本編に行くがやはりこういう話の出し方は驚く。


テレビ版ラストからすぐ続くように出来ているが列車という文明開化の象徴の一つに伊之助という半裸に猪頭はかなり場違い感がすごかった。そして弁当を食べまくる煉獄。一口食べるたびに大きな声で美味いを連呼していて変人だった。テレビ版からして常に高いテンションで変人だったがやはり今回も変だった。とはいえそこまで変人ではなく戦いや夢の世界になると低めになっていた。やたらと炭治郎を自分の弟子、鬼殺隊でいう継子に誘っていた、熱い性格の持ち主だった。

今回の敵は乗客全員に夢を見せた上で列車に取り憑きまとめて食すというもの。夢を見せるだけでも危険なのに列車そのものが生きたクリーチャーとは属性が盛りすぎである。夢の世界では炭治郎と煉獄が家族の一緒の時間を過ごし善逸が禰豆子と過ごす夢を、伊之助が洞窟を探検する夢を見ていた。

炭治郎と煉獄はいたって普通、善逸は欲望に忠実、なのだが伊之助の夢は汽車が魔物のように扱われていて知能が幼児並である。テレビ版ラストを見ないとわからないが伊之助は乗る前から汽車をヌシ扱いしていた。

夢から覚めるにはそこで死ぬという現実ではないが痛い手段を必要とした。炭治郎は夢だと気づく前に禰豆子が頭突きをかましたが禰豆子の方が血を出していた。禰豆子の方は鬼のはずなのに人間に頭突きをしたら血を出すとはいかに。炭治郎の頭の強度は伊之助や柱相手に発揮しているがやはりおかしい。

しかも夢を見せる技は解除したにも関わらず敵は何度も炭治郎に夢を見せてくる。大抵こういう曲者的な技は一度破ったら使わないのではないのか?しかも目を大量に生やしそこからも夢を見せてくる。伊之助が処理してくれなければ必殺技を発動できなかった。

夢を見せる敵は十二鬼頭の下弦という幹部だったがそれを倒すと上弦と言われるさらに上に幹部が現れた。炭治郎が下弦に利用された男に刺された上に反動付きの必殺技を放ち列車から転げたところにさらに敵が出るというやりすぎな展開だ。戦うのは消耗した炭治郎ではなく煉獄だがそれでも苦戦、腕が腹を貫通するという死、間違いない状態になるも敵の首を斬ろうとするが脱出される。炭治郎が必殺技を乗せた刀を投げ刺すが首を外した。なぜ外れる。煉獄は柱と呼ばれる味方の幹部クラス、それが負けたのなら仇打ちは成功させるべきではないだろうか。最近リメイクされたダイの大冒険では主人公ダイが師匠の仇として魔王を瀕死に追い詰めたのにこちらは逃がすのか。歯がゆいにもほどがある。ダイは新技を会得したのに炭治郎は別に新技を覚えたわけではない、おそらく煉獄の遺言でこれから新技を覚えに行くのだろう。まったくもって序盤だ、列車の上で戦い列車の怪物と戦う派手な話なのにラストが序盤でありがちな話だ。序盤なのに銀幕デビューしてしまっていいのか。そしてやはりあの中途半端な終わり、味方幹部の死、やはり納得行かない。せめて上弦も倒して欲しかった。