冒頭では語り部が一冊の本から生まれた世界という世界観説明をしていた。その語り部だがポジションと見た目と相まって汚いウォズだった。なにしろ長い緑髪に上に尖ったヒゲといういかにもゲテモノな姿だった。
主人公は神山飛羽真は本屋店長にして作家だった。本というモチーフを体現していていい、ストレートな作風だ。いや、店長だけでいいのに作家は盛りすぎでは?
敵の能力は攻撃対象を異世界を内包する本に閉じ込めること、ゼロワンと違い摩訶不思議なファンタジーだ。メギドという今回の怪人は石型のいかつい姿だった。ファンタジーなので敵も当然非メカだ。
セイバーの変身は剣を抜くことでベルトに変化することから始まる。アーサー王伝説の始まりにも等しい始まりだ。倫太郎という別のライダーは普通のホモ・サピエンスには抜けないと言っていた。普通の人ではなくホモ・サピエンスと言うところが面白いそもそも倫太郎はホモ・サピエンスとは違うのだろうか?変身そのものもファンタスティックでエフェクトというよりバンクで巨大な本が背後に現れた荘厳なものだ。
戦闘では途中巨大な剣がある世界に変わっていてまるでゲームの中のようだった。ファンタジーが徹底している、言うなればウィザードの進化版である。ファンタジー系のライダーはキバや響などいたがここまで世界観を作り込んできたのは初である。この徹底ぶり、悪くない、むしろいい。しかもEDで踊る!令和は踊る、本編でどんな不穏なことになろうと踊る!これが新しいライダーか、ゼロワンより新しさが出てる